よわいめ|ヨワイメ

同時代カルチャーをレビューするブログ

2018-05-25から1日間の記事一覧

もう一度、弱さの方へ--パープルームの「アトリエ主義」について--

ピカソはボナールを「女々しく」思った。と「弱さの英雄主義について」の中で、松浦寿夫は述べている。対象の構造を解体し再構成する主体性と社会的事件に反応する瞬発性。二つの次元において確保されたピカソの決断力からすれば、絵の完成を遅延させるボナ…